2016年版!二尊院の紅葉のライトアップと見頃時期

終わりよければ全てよし、と言う言葉があります。物事は始めが肝心、と言う言葉もあります。どちらも同じくらい重要なのかもしれません。秋の観光に、並び立つ端正な仏様が初めと終わりを見守る「二尊院」をご案内します。

重厚さと洗練を兼ね備えた寺院です。特にこれだけ長い参道は他にはなく、真っ直ぐに続く紅葉の並木、造形の優れた建築と紅葉のコントラストは、どこを見てもずっと満足な滞在場所としてお勧めできます。

他にも通好みのスポットをご案内します。

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二尊院の紹介と紅葉

nisonin-kouyou2出典:http://photo53.com/
小倉山のふもとにある、承和のころに慈覚大師円仁が開いたお寺です。明治以降は天台宗の所属になっています。

鎌倉時代に春日仏師の手により「釈迦如来」と「阿弥陀如来」の二尊像が作られ、所蔵されているため、二尊院と呼ばれます。この二尊はそれぞれ「発遣の釈迦」「来迎の阿弥陀」とも呼び習わされています。

見どころとしては、二尊院の参道で有名な「紅葉の馬場」があり、200メートルの真っ直ぐな参道脇に植えられた紅葉の並木が、秋には真っ赤に色づきます。重厚な総門から本堂まで敷き詰められた砂利と石の端正な道の上に左右から紅葉が覆いかぶさる様子は圧巻です。

本堂、それに続く白壁、唐門、九頭龍弁天堂、御園亭など見所も多く、境内の随所で建築と紅葉を見ることが出来ます。

【住所】京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27

【アクセス】市バス停嵯峨釈迦堂前から徒歩約10分

二尊院の秋期の日程と紅葉の見頃時期

【営業時間】9時~16時30分
【拝観料】500円
【紅葉の見頃時期】色づき始めが早く10月下旬から時間をかけて見頃は10月下旬頃
【休日】無休
【電話】075-861-0687
【HP】-
【駐車場】10台

二尊院はライトアップがある?

嵐山地域で行われるライトアップ「嵐山花灯路」ですが、二尊院から、南は中之島公園までの範囲で見ることが出来ます。

実施期間は紅葉シーズンははずれてしまいますが、普段明かりに照らされた院内を見ることも稀でしょうからこの機会に是非足を運んでみてもいいかもしれませんね。

基本情報
【ライトアップ期間】「嵐山花灯路」12月9日~12月18日
【時間】17時~20時30分
【昼夜入れ替え】-
【拝観料】境内自由

二尊以外の周辺ライトアップスポット

周辺ですと旧嵯峨御所大覚寺門跡でライトアップが実施されます。歩いて約15分程の距離でそれほど離れていません。見頃時期の紅葉がライトアップされとても綺麗です。※大覚寺のライトアップについては次のページでも紹介しています。

二尊院の混雑度

午前中や夕方になると人出も少なくなり、ゆっくりと紅葉を楽しむことが出来ます。

あわせて行きたい!二尊院の周辺スポット

◇祇王寺(ぎおうじ)

nisonin-kouyou3出典:http://photo53.com/
平清盛と白拍子祇王ゆかりのお寺です。清盛の寵愛を失った祇王は、母と妹と共に出家し、この地に隠棲したと言われています。後には清盛の寵愛を奪った仏御前も共に、念仏を唱えつつ日々を送ったという話も残っています。

参道の竹林や、苔むした庭園に紅葉の落ち葉が積もり、かやぶきの草庵のたたずまいとあいまって、嵯峨野らしいおだやかな美しさを見せます。ここの樹木は背が高く、散り落ち葉の頃が見やすいです。草庵には彼女たちの仏像が置かれ、古の女人の物語をしのばせます。
年々人気の出ている紅葉スポットです。ゆっくり堪能したい人は午前中の散策がおすすめ。

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基本情報
【住所】京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32

【アクセス】市バス停嵯峨釈迦堂前から徒歩約15分
【拝観料】300円
【営業時間】9時~16時30分(受付終了)
【電話】075-861-574
【見頃時期】11月下旬
【休日】無休
【HP】http://www.giouji.or.jp/
【駐車場】6台

◇厭離庵(えんりあん)

nisonin-kouyou4出典:http://photo53.com/
藤原定家の山荘だった厭離庵は通常は非公開で、紅葉の時期のみ公開されます。予約が必要ですが、行けば入れる場合もあります。

厭離庵の紅葉は、その深い紅色が他に類を見ない紅葉の名所として知られています。落ち葉も色あせが少ないので、晩秋に時期をあわせてゆくと、樹上も地面も紅色に染まる風景を見ることが出来ます。

小規模で素朴なしつらえのお寺ですが、それが立派な楓の木と共にあり、大変良い風情をかもし出しています。入り口は住宅街の中にひっそりありますので、注意が必要です。
祇王寺と同様こちらも年々人気が高まり注目されているスポットです。

基本情報
【住所】京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2

【アクセス】市バス停嵯峨釈迦堂前から徒歩約10分
【拝観料】志納(500円程)
【公開期間】11月1日~12月7日の限定公開 ※特別公開時以外は要予約
【営業時間】9時~16時
【紅葉の見頃時期】11月下旬
【電話】075-861-2508
【HP】-
【駐車場】なし

◇清凉寺

nisonin-kouyou5出典:http://photo53.com/
浄土宗のお寺です。地元では「嵯峨釈迦堂」として親しまれています。源融の別荘だった場所です。寺院としては後にそこに阿弥陀堂を作ったのが始まりです。源融は光源氏のモデルになったとされ、このお寺は源氏物語にも登場します。

「釈迦如来」を本尊としており国宝に指定されています.。境内はとても広々しています。樹木、建築共に豪華な庭園ですが、別荘地であった出自のせいか、親しみやすくくつろいだ雰囲気を持っています。

基本情報
【住所】京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46

【アクセス】市バス停嵯峨釈迦堂前からすぐ
【拝観料】無料 ※本堂は400円
【営業時間】9時~17時 ※4・5・10・11月以外は16時
【電話】075-861-0343
【見頃時期】11月下旬~12月上旬
【休日】無休
【HP】http://seiryoji.or.jp/
【駐車場】あり 有料 1回:800円

◇宝筐院


臨済宗のお寺で、白河天皇の勅願寺として建立されたお寺です。清凉寺わきに入り口があります。やや穴場的な紅葉スポットで、本堂前では、見事な枯山水と紅葉のコントラストが見られます。白砂や苔に散り敷く紅葉も見所。

境内は広く、様々な枝振りの樹木が紅色や黄色に染まり、変化にとんだ風景を見せます。大きなカメラと三脚の持込は禁止ですが、見る価値は大きいです。足利義詮の菩堤寺でもあります。また、敵将の楠木正行の首塚と義詮の墓所が隣同士にあり、歴史の不思議さを感じさせます。

基本情報
【住所】京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1

【アクセス】市バス停嵯峨釈迦堂前から徒歩約3分
【拝観料】500円
【営業時間】9時~16時 ※11月は~16時30分
【電話】075-861-0610
【見頃時期】11月下旬~12月上旬
【休日】不定休
【HP】http://www.houkyouin.jp/
【駐車場】なし

◇旧嵯峨御所大覚寺門跡

nisonin-kouyou6出典:hyamaoka
真言宗大覚寺派の本山で格式の高いお寺です。もとは嵯峨天皇の離宮でした。門跡寺院として、代々の住職には皇族や法親王が多くいらっしゃいます。嵯峨御所と呼ばれ、院政政治の舞台としてもあった歴史的寺院です。

名古曽の滝の跡への経路が紅葉がトンネルのようになりすばらしいです。御所風のしつらえが多く、「宸殿」や「正寝殿」は重要文化財になっています。他にも「襖絵116面」など、見るべきものが多いです。

ライトアップ期間に合わせてゆけば、「心経宝塔」と「放生池」が紅葉と共に照らし出される風景を楽しめます。

基本情報
【住所】京都府京都市右京区嵯峨大沢町4

【アクセス】市バス停大覚寺からすぐ
【拝観料】500円
【営業時間】9時~16時30分
【電話】075-871-0071
【時期】11月下旬
【休日】無休
【HP】https://www.daikakuji.or.jp/
【駐車場】あり 有料30台 2H:500円

ライトアップ日程
名称:夜間特別拝観「真紅の水鏡」
点灯期間:11月1日~12月4日 ※11月17、18、19日の3日間は中止
入替え制:あり
料金:500円

二尊院周辺のおすすめグルメスポット

嵯峨豆腐 森嘉

自社の地下水とすまし粉を用いる「柔らかく、腰が強く、なめらか」が売りのお豆腐は川端康成の小説でひろまり、司馬遼太郎、檀一雄の作品中でもここが紹介されています。

昔ながらの手作業で作られるお豆腐のお店で、小売しており店前ですし揚げやひろうすをいただくことも出来ます。上品で味わい深いと評判で、地元ではテイクアウトの人気が高いです。豆腐、納豆、ひろうすなどどれも人気で、行列することもあります。

基本情報
【住所】京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42

【アクセス】市バス停嵯峨釈迦堂前からすぐ
【時間】8時~18時
【電話】075-872-3955
【休み】水曜 ※季節により変動あり
【駐車場】4台
詳細はこちら

二尊院は良く整備され、洗練された印象が強い寺院です。ゆったりとした大人の旅によさそうです。

小倉山あたりは百人一首のゆかりの地でもあります。藤原忠平の和歌をひとつご紹介します。「小倉山 峰のもみじ葉 心あらば 今ひとたびの 御幸またなむ」 本堂裏に小倉山も見えます。しみじみと情緒を味わうのも、趣深いかもしれません。

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