インフルエンザワクチンを毎年摂取する理由とは?

インフルエンザの予防策の一つとして、
ワクチンの接種があります。

厚生労働省が毎年注意喚起を行っているように、
インフルエンザワクチンは毎年接種するべきだということになっています。

しかし、なぜインフルエンザだけは毎年接種しなければならないのでしょうか?
その前に、なぜインフルエンザは毎年流行し続けるのでしょうか?

一回かかればもう二度とかからない病気もたくさんありますし、
一回接種すればその病気にかからなくなるワクチンもたくさんあります。

それらの病気とインフルエンザはどうちがうのでしょうか?

インフルエンザの原因、インフルエンザウイルス

インフルエンザは、インフルエンザウイルスという
ウイルスによって引き起こされます。

このウイルスが鼻やのどの細胞に侵入し細胞を破壊することで、
高熱をはじめとしたつらい症状が引き起こされます。

このインフルエンザウイルスは、8時間で子孫を作っていきます。
8時間で子孫を作るということは1日で三代の世代交代をするということになります。

人間で言えば、1日でひ孫が生まれるようなものです。
それほどに世代交代が早いのです。

さらに、1年たつとインフルエンザウイルスは1000代の世代交代をします。
これは人間で言えば最古の人類ともいわれるネアンデルタール人から現代人への世代交代に相当します。

したがって、「1年前にはやったウイルス」と「今年はやっているウイルス」は
まったく異なるものといっていいほどに変わっているのです。

そのため、インフルエンザのワクチンは毎年接種する必要があるのです。

インフルエンザワクチンのなかみ

インフルエンザワクチンは、インフルエンザウイルスの
一部分のみを取り出して作られます。

インフルエンザウイルスは表面にとげのようなものを持っており、
このとげが細胞にくっつくことで感染を起こします。

このとげの部分のみを抽出してワクチンとして用います。
すると、このとげ部分に対する免疫がつき、インフルエンザウイルスの感染を抑えてくれるという仕組みになっています。

やっかいなことに、このとげの部分はインフルエンザウイルスのタンパク質のなかで
最も変化しやすい部分であるために、毎年違ったウイルスの種類がワクチンの原料となっています。

インフルエンザワクチンを受けたからといって
必ずしもインフルエンザにならないわけではありません。

ワクチンが必要かどうかはともかく、毎年更新される理由は上のとおりです。
ワクチン接種については自己判断が必要です。

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