鳥インフルエンザとふつうのインフルエンザの違いとは?

致死率50%以上、中国などアジアで拡大中、・・・
などなどニュース沙汰になりやすい「鳥インフルエンザ」

この鳥インフルエンザって、人間のインフルエンザとなにがちがうのでしょうか?

日本でも毎年のように鳥インフルエンザが発生し、
どこどこの養鶏場で殺処分が行われた、というニュースは流れています。

鳥インフルエンザの実際を知ることで、
どういったことがおこっているのかわかるようになるでしょう。

「鳥インフルエンザ」は、人間のインフルエンザと何が違うの?

鳥インフルエンザも人間のインフルエンザも、
ウイルスとしては同じ「A型インフルエンザ属」の一つです。

何が違うかというと、「属」の一つ下の分類である「亜型」が異なります。

インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされます。
インフルエンザウイルスは直径100nmほどの極めて小さい球体
(ビー玉の20万分の1程度の大きさ)です。

この球体には2種類のとげがついており、
このとげが動物の細胞に突き刺さることで感染します。

もちろん、細胞の特徴はそれぞれの動物によって異なるので、
「ある動物にささりやすいとげ」「ある動物にはささらないとげ」が存在します。

このとげの組み合わせにより、インフルエンザウイルスは
大きく150種類程度に分けられます。

2種類のとげは「H」「N」と名前がつけられているので、
これに従い「H1N1型」「H3N2型」といった名前のウイルスができます。

「H1N1型」「H3N2型」のウイルスが
「人間に感染しやすいとげをもったウイルス」なのに対し、

たとえば「H5N1型」は「鳥類に感染しやすいとげをもったウイルス」です。
このような「鳥類に感染しやすいとげをもったウイルス」が、

まれに人間に感染してしまった場合、「鳥由来のインフルエンザが発生した」
ということで「鳥インフルエンザ」と呼ばれるのです。

鳥インフルエンザは、なぜ致死率が高いの?

鳥インフルエンザは、その名の通り鳥に感染することに特化したウイルスです。
したがって、人間にはほとんど感染しないウイルスです。

しかし、どうやら人間の肺には鳥の細胞と形が似ている細胞があるようで、
ウイルスが肺までたどり着くとそこで増殖を開始してしまうのです。

肺でウイルスが増えるということはすなわち肺炎につながるので、
高い割合で肺炎を発症するため致死率が高いのです。

鳥インフルエンザは人間の肺に感染するため、致死率が高いウイルスです。
しかし、ウイルスが肺までたどり着くのは非常に難しいため、
いつも鳥に近づいているわけでなれば、そこまで恐れる必要はありません。

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