2009年のインフルエンザについて、パンデミックとは?

「パンデミック」とはよく聞く単語でしょうが、
実際にはどういうものなのでしょうか?

パンデミックという言葉は、全世界的な流行になる病気に使われるもので
インフルエンザのような感染症使われる言葉です。

パンデミックとは?

「パンデミック」という言葉には具体的な定義が
定められているわけではありません。

しかし、和訳すると「全世界的な流行」となります。
ある疾患が世界的に感染を引き起こし、また世界的に大勢の死者を出すような事態になったことを指します。

2009年のパンデミックインフルエンザ

もっとも最近起こったパンデミックは、
「豚インフルエンザ」とも呼ばれた2009年の世界的な流行です。

これはもともと豚で流行していたウイルスが
人間の世界に入ってきたことで、ほぼすべての人間がウイルスに対する
耐性を持っていなかったために全世界的な流行となったものです。

実際にはこのインフルエンザの致死率はそう高くなく、
0.1%程度とされました。

しかし、一般的なインフルエンザは0.01%から
0.005%と言われていますから、通常のインフルエンザに比べて
10倍以上の致死率があるということを意味します。

このパンデミックインフルエンザは通常のインフルエンザに比べて
肺に感染しやすいという特徴があり、これにより高い致死率を打ち出しました。

そのため、日本ではこのパンデミックインフルエンザに対して
大量の治療薬を用意されました

結果として、日本では世界中の7割以上のタミフルを使いました。
前述のとおりインフルエンザそのものの致死率は0.1%程度であったため、

日本政府の政策には反対意見もありましたが、
結果として日本の死者は非常に少なく済みました。

パンデミックは、ほぼすべての人間があるウイルスに対する
免疫を持っていない場合に起こります。

インフルエンザは動物にも感染するウイルスですが、
その動物のウイルスが人間に感染しやすくなった場合に起こります。

まれに起こっている鳥インフルエンザの人への感染もこのような例です。

インフルエンザウイルスは毎年予防接種を受けなければならないように、
毎年変異を繰り返すウイルスです。

動物のインフルエンザウイルスも変異を繰り返していますから、
たまたま人間に感染しやすいように変化したものがパンデミックインフルエンザを引き起こします。

パンデミックは予想もしないところ起こりうることもあります。
しかし、そこまで致死率が高くなるということは考えづらいので、冷静な対処が必要とされます。

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