インフルエンザワクチンの効果は?効かないってホント?

インフルエンザワクチンは毎年およそ5000万接種
されているともいわれるヒット商品の一つです。

しかし、そもそも「ワクチン」の効果や副作用など
そちらが不安になって接種を受けないという人も少なくありません。

そんな中、ネットが発達したことによって

「インフルエンザワクチンは効かない!」

と叫ぶ人の主張を見ることも多くなってきました。
さて、本当にワクチンは効かないのでしょうか?

効くといっている人も効かないといっている人も、
信用できそうなデータを出していますが・・・

インフルエンザワクチンの効果は?

インフルエンザワクチンも「予防接種」と言われますが、
このワクチンにはウイルスが私たちの体に感染することそのものを防ぐ効果はありません。

これはよく考えれば当然のことなのですが、
ワクチンはそもそも体の中にウイルスの一部を投与することで、

ウイルスに対する「抗体」と呼ばれる免疫をつけるものです。
体の中にある抗体にはインフルエンザウイルスを防御する効果はありますが、

体の外にまで抗体が出ていくわけではないので、
インフルエンザウイルスが感染するところで止めることはできないのです。

感染防御ができないとはいえ、インフルエンザウイルスが増殖するのが
抑えられることはわかっています。

そのため、インフルエンザウイルスが感染してもワクチン摂取した人のなかでは
感染したことに気づかず、体にも影響が現れないことがあるとされています。

ワクチンを受けてもインフルエンザにかかるって本当!?

医療機関でインフルエンザと診断された人の中には
ワクチンを接種していた人の方が多かった・・・という調査結果を持って、
インフルエンザワクチンに反対する人もいます。

こんなことがありうるのでしょうか?

実際、これはよくあることです。
そもそもインフルエンザにかかってすぐ「医療機関」に行く人というのは
健康への関心が高い人であることがほとんどです。

健康意識が高いため、ワクチンを打つ人の割合が多いのは当然のことなのです。

前述のようにワクチン反対の方もデータを出してくることがよくあります。

ある時点から過去にさかのぼって原因を見出す研究を
「ケースコントロール研究」といいますが、

この場合できる限りバイアス(データの偏り)を排除しなければなりません。
「医療機関で調査」という時点で大きなバイアスがかかってしまっているため、
こういった調査はあてにならないのです。

下手な統計調査に騙されないよう、きっちり自分で判断することが必要です。

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